認知症を勉強しながら、地域住民の交流場所になっている「荏田南ほほえみ交流カフェ」が1日、都筑ふれあいの丘駅近くの居酒屋、富士見茶屋(葛が谷13の6)で行われた。山梨県北杜市明野地区の民生委員ら20人が視察に訪れ、約70の参加者で会場は満席に。主催は同カフェ運営グループ(佐藤寛代表)。
当日は、都筑区役所高齢・障害支援課職員が、認知症の基礎知識や近所で認知症になった人がいた場合、どう対応すべきかについてレクチャーを行った。また、参加者同士話をしたり、歌を合唱したりするなど、交流の場になっている。
同カフェは毎月1回開催されており、2年ほど前から続いている。当初から参加しているという荏田南在住の歌川寿美子さん(79)は「同い年の人が認知症になり、なんとかサポートできないかと思って参加するようになった。勉強にもなるし、交流もできて友達が増えました」と笑顔で話す。山梨から視察に訪れた清水真理子さん(57)は「すごく雰囲気が良い。参加者みんなでつくりあげているという印象を受けた」と感心しきりだった。
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