記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月10日0:00更新
節目―。辞書で引くと『ものごとの区切り』と記載があった。明日、2016年3月11日で東日本大震災から丸5年。新聞やテレビなどで、5年経った現状や当時の状況を振り返る記事掲載や番組が企画されている。都筑区版タウンニュースでも「触れなければ」との個人的な思いで「3・11連載」を開始。しかし、心のどこかで「これで正しいのか、節目って被災地の人には関係ないのでは」という葛藤があるのも事実だ。未だ被災地には仮設住宅暮らしの住民や放射能の影響で苦しむ人、行方不明者など、横浜にいては想像もつかない厳しい現実がある。地域新聞を通じて何ができるのか、答えは見つからないが読者に伝えることで、その人が小さな行動をおこしてくれたら…。恐縮ですが、ありがたいです。
(厚)
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