都筑区医師会、昭和大学横浜市北部病院、都筑区役所などが協力し2月27日、市内最大震度7を想定した災害医療対策訓練を都筑区休日急患診療所で行なった。
当日は医師や看護師、区職員ら約80人が参加。参加者らは北部病院医師による災害時の患者重症度に応じて治療順番を決める「トリアージ」について、レクチャーを受けた後、実際の被害を想定した訓練を行なった。症状が記載された負傷者に見立てた段ボール、90症例をトリアージした。
治療の必要があると判断した場合には、同診療所の中へ。対応し切れないと判断した場合は、区役所に連絡を入れ、区役所が受け入れ可能な病院を案内するなどの情報受伝達訓練も行い、北部病院に重症者に見立てた人を実際に搬送した。
訓練に参加した看護士は「慌ててしまったところもあったが、流れはつかめた」と話していた。
都筑区医師会の 水野恭一会長は「訓練は何回やっても無駄にならない。昨年の訓練では無線の混乱があったが、今年は使いこなせた。負傷者のトリアージもスムーズになってきています」と訓練の成果を強調した。
|
<PR>
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|