東日本大震災から5年が経ち、全国各地で復興支援イベントが行われる中、区内でも5日、6日に「わすれない3・11 応援しよう都筑から」が実施された。
今年で5年目になる取り組みで、被災地訪問や同地の子どもを横浜に招待するなどの活動をしているNPO法人「結ぶ」(図子俊子代表・川和町在住)の主催。
5日は、「福島を知ろう〜5年の歩み〜」と題して、市歴史博物館で福島県の漁師や旅館経営者らが講演。会場の研修室は約80人の参加者で満席に。最後には岩手・宮城・福島県から招待した被災者17人と交流した。福島県相馬市で漁師をする菊地基文さん(39)は、「放射能検査も独自の基準で国よりも厳しく設定している。今後も風評を払拭するための取り組みと、商品そのもののおいしさを伝えていきたい」と話した。
翌日にはセンター北駅前広場で被災地の物品販売や、震災の発生した14時46分に黙祷が行われ、約800人が参加(主催者発表)。図子代表は「5年の意味がしっかり伝わったと思う」と充実感を口にする。
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