真照寺(雲井耀一住職・折本町)では境内のハクモクレンが白い花を咲かせ、春の訪れを告げている。
同寺のハクモクレンは高さ約10m、推定樹齢170年。故事、来歴もしくは由緒があるか、象徴的樹木として親しまれているものを対象に、横浜市が名木古木として指定する樹木の一つでもある。同寺に縁のある作詞家・佐藤惣之助がしたためた句が刻まれた碑の奥にたたずみ、墓参りや法事で訪れた人の目を楽しませている。
毎年春彼岸の頃に開花するハクモクレン。今年も例年どおり咲き始め、12日の時点では下部に蕾を残していた。
雲井住職によると、10年前は枝いっぱいに花をつけていたという。「もう老樹だから以前ほどの元気はない。でも、樹木医に養分を入れてもらい、4、5年前から少しずつ回復してきた。開花を楽しみにしてくれている地域の方もいるので、今年も花を咲かせてくれてよかった」と話した。3月末まで見頃の予定。
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