寄稿 86 横浜市立中学校「ハマ弁」を開始 横浜市会議員 斉藤しんじ
2月の予算市会の中で「ハマ弁」の実施時期等について私が質問し、夏休み前に10校程度で試行し、来年1月までに全校で実施するとの答弁を得ておりました。今回、具体的な実施時期と実施中学校が明らかになり、7月1日から市内北部の12校で提供が開始されます。そのうち都筑区内では、川和、茅ケ崎、都田、荏田南、中川西中学の5校で実施されます。価格は、ごはん・おかず・汁物のセットで390円。汁物単品(30円)や牛乳単品(80円)での注文も可能です(価格は全て税込)。円滑に実施され、さらに、生徒にも喜ばれる内容になるよう注視していきます。具体的な実施方法等については、5月初旬から市教育委員会でハマ弁ホームページを開設しますので参照してください。
公明党市議団として平成10年度から、家庭からの持参弁当との選択制で栄養バランスのとれたスクールランチを提案して、モデル実施等推進してきました。その提案がハマ弁として実現したものです。生徒の成長過程や好みに応じられるよう、ご飯の量やおかずの種類を選択できることも評価しています。
また、昼食の用意が困難な生徒への支援についても議会の中で質問をしました。手続きや申し出方法、支援対象者のガイドラインなどの整備に向けて検討しており、来年1月の全校実施に合わせ支援制度を整えると答弁がありました。今、様々な状況により、養育環境に格差が生まれ、就学の機会や就労の選択肢が狭まったりすることなど、いわゆるこどもの貧困が課題となっていますが、子どもが健やかに育ち、自立した個人として成長できるための切れ目のない支援の施策にも取り組んでいきます。
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