都筑区版 掲載号:2016年5月19日号
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神奈川県弁護士会の初代会長に就任した 三浦 修さん 中区在勤 62歳

身近な法的支援の拠点に

 ○…「責任の重さを感じます」。横浜弁護士会改め神奈川県弁護士会として4月1日にスタートした同会。その初代会長として「県民の皆さまに喜んでいただける存在を目指す」と力強く語った。1500人を擁する大組織のため、会全体の活性化が課題だ。「多くの会員の知恵を生かしていく必要がある」と指摘し、会長の役割は様々な意見を発露しやすい環境づくりだという。

 ○…生まれも育ちも神奈川区白楽。祖父、父と続く弁護士3代目。意義深く、また楽しい仕事として、誇りをもって職務にまい進する父親の背中から、「いつしか弁護士にあこがれていました」と振り返る。栄光学園から早稲田大学法学部に進み、大学生の頃から司法試験をめざした。「苦節10年」で2%の難関をパス。「すでに結婚していたので、本当にホッとしました」。その後、司法修習生を経て弁護士として3年のキャリアを積み独立。現在は日本大通り法律事務所の弁護士として手腕を振るう。

 ○…昨今、熱をおびている改憲論議。政治的な主張ではなく、「現行憲法の解釈として論理的におかしいものはおかしいと言っていくのが法律の専門家としての責務」と話す。また、18歳選挙権の導入などを踏まえ「若い人にも憲法は権力を縛るものという立憲主義の根幹を知ってほしい」と語った。5月3日の憲法記念日には、弁護士会の会長として談話を出した。

 ○…妻と子ども3人の5人家族。末っ子の長男は、中央大学法学部を経て弁護士を志し勉強中だ。「刑法解釈について議論しましたが、とても楽しかったですね」と目じりを下げた。趣味の囲碁は、弁護士会の職務に追われご無沙汰。そんな全力投球する会長職も、身近で利用しやすい法的支援のプラットホーム確立をめざすからこそ。県民が必要とする法的支援を迅速に届けられるよう、「まずは自らを律して業務に取り組んでいきたい」と話した。

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