選挙年齢が18歳に引き下げられてから、初の国政選挙となった7月の参議院議員選挙。神奈川県選挙管理委員会はこのほど、18歳と19歳の市区町村別の投票率を発表した。これによると、都筑区内の投票率は58・82%で横浜市平均の56・56%を2・26ポイント上回ったことが分かった。
18区中、3番目の数値
都筑区の投票率58・82%は市内18区中、青葉区62・94%、港北区59・87%に次ぐ3番目に高い数値だ。これは神奈川県全体の54・70%より4ポイント以上高く、区内の18歳、19歳は投票への関心が比較的高かったことが伺える。因みに投票率が最も低かったのは鶴見区の51・18%となった。
18歳、19歳の都筑区の投票率を個別にみると18歳は62・98%(男性62・04%、女性64・01%)で、当日有権者数2569人に対し1618人が投票を行った。一方、19歳は54・80%(男性55・19%、女性54・35%)と18歳を大きく下回り、当日有権者数2657人に対し1456人と約1200人が投票していない。
都筑区全体の投票率は56・46%。18歳、19歳の投票率を区内20代(39・30%)、30代(47・70%)の数値と比較すると、10代は大幅に上回っており、初の国政選挙に対する投票意識の高さが伺える。
参加意識高める模擬投票
県教育委員会は7月の参院選に先立ち、高校生の政治参加意識を高めるため告示後に、県立全校で模擬投票を実施。選挙で使う実際の投票箱などを使用し、選挙公報を参考に校内の投票所で投票を体験してもらうというもの。都筑区統計選挙係の担当者は「高校で実施された模擬投票などが、18歳投票率を上げた一因では」と分析している。
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