金メダルを手に持つ濱田さん（左）と澤野さん
横浜市立小の児童が参加するはまっ子スポーツウェーブ「第50回横浜市立小学校水泳大会」が25日、横浜国際プール（北山田）で行われ、区内の澤野莉子さん（都筑小・6年）が女子50ｍ自由形、濱田京吾さん（都田西小・6年）は男子50ｍ背泳ぎで、それぞれ大会新を記録し優勝した。また、女子２００ｍリレーでは川和東小が3位になった。
都筑小の澤野さん
小4の時、兵庫県から都筑区に引っ越してきた澤野さん。2歳頃に水泳を始め、現在はスポーツアカデミー新城（中原区）で練習に励む日々。トレーニングは週6日、平日の火曜日には午前5時からの朝練習に参加してから登校している。
澤野さんは学校水泳大会の直前に行われたＪＯＣジュニアオリンピックカップの２００ｍ個人メドレーでベストタイムを記録し、全国の頂点に立った逸材。「（市大会は）ベストタイムは出なかったけど、メダルは嬉しい」と笑顔を見せた。
都田西小の濱田さん
濱田さんは、1歳3カ月の時にイトマンスイミングスクール港北校（茅ケ崎南）のベビークラスで水に親しんだ。小学校の入学前にはクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4種目を習得。小1から選手コースで泳ぎ、現在は週6回のトレーニングをしている。
8月上旬の3週間、イトマンスクールの全国合宿に小6男子で唯一参加した。今回の優勝について「タイムが遅いので悔しい」と話した。
濱田さんと澤野さんの夢は共にオリンピックで優勝すること。2人は9月に開催される日本水泳連盟の「エリート小学生合宿」への参加が決まっている。
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