メルセデス・ベンツの点検・整備技術を競う世界大会「グローバル・テックマスターズ2016」に、ヤナセ横浜港北支店の井上和明さん(32)が出場する。井上さんは今年6月に開催された日本大会のシステムテクニシャン部門で優勝。1450人の中から選ばれた他部門の優勝者5人と一緒に、日本代表として技術を披露する。
普段は区内折本町の同支店で修理や点検を手がけている井上さん。県内のヤナセの支店で最も入庫台数が多く、サービス工場には世界屈指の高級車が並ぶ。完璧な品質を求められることはもちろん、納期にも間に合わせなくてはいけない。「奥が深い仕事。難しい修理を任され、お客様によろこんでいただけることが、何よりの達成感です」と話す。
幼いころからプラモデルなど手先を使った細かい作業が好きで、高校卒業後に職業訓練校で学び整備士に。休日は相模原市の自宅で、夫人と4歳の長男と過ごす。車や電車が好きな息子と遊ぶことが一番のリフレッシュ。世界大会に向け、夫人も応援してくれているという。
井上さんは2010年にも世界大会を経験しており、14カ国中個人部門で7位、チーム部門で5位の成績だった。2度目の出場となる今回、狙うは「優勝」のみ。ドイツのシュトゥットガルトで11月15日から開催される世界大会に向け、現在メーカーの強化合宿に参加している。
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