創立120周年を迎えた都田小学校(池田勉校長)で先月23日、15年前に埋設したタイムカプセルの開封式が行われ、当時在校していた卒業生やその保護者約100人と元職員約20人が出席した。
カプセルは120周年に合わせて00年4月から翌年3月末に在校していた児童が思い出の品を収めたもの。開封にあたって、当時PTA会長だった相澤孝信実行委員長(61)=人物風土記で紹介=を中心に準備をしてきた。
掘り出す際は埋設した時と同じ(有)三留石材店に依頼。カプセルに入っていた手紙や写真などは色あせもなくきれいに保存されていた。元担任から直接手渡されると、卒業生は「先生私のこと覚えてる?」「懐かしい」と声を弾ませていた。
東方町在住の村田理恵さん(24)は当時2年生。15年前の自分が書いた手紙には「どんな大人になっていますか」という言葉とともに友達と遊んでいる写真が同封されていた。「(手紙の内容は)全然覚えていなかった。昔の自分にこんな風になったよと伝えたい」と笑顔で話した。
相澤委員長は「立派な大人になった卒業生の笑顔が見れて嬉しい」と話した。当日参加できなかった卒業生の手紙などは同行コミハで保管される予定。
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