都筑区少年野球連盟加盟チームで結成された「都筑区選抜チーム」が11月に開催された「第11回 横浜市各区選抜少年野球大会」で初優勝を果たした。チームを率いた笹木郁男監督(45)は「選手、スタッフ全員で勝ち取った勝利」と喜びを語った。
選抜チームは区内の6チーム(横浜球友会、川和シャークス、横浜フューチャーズ、ジュニア葵、早渕レッドファイヤーズ、荏田南イーグルス)から21人(小6)が選ばれ、結成された。
第10回大会までの最高成績は昨年の3位。同連盟によると、選抜大会への意識改革を図り、参加メンバーについて市の頂点を目指す人材を選出したという。笹木監督は大会前の練習で選手らに「選ばれたプライドを持って、選出されなかった選手の分まで戦ってほしい」と伝えていた。
11月上旬に開幕した大会には市内18区選抜が参加。1回戦はオール青葉と保土ケ谷公園少年球場で対戦し、6―1で勝利した。2回戦はオール保土ケ谷との試合。「この試合が一つの山場だった」と笹木監督が話すように、4回まで1―1の気の抜けない展開だった。5回に鈴木快征選手(早渕レッド)が決勝点となるスクイズを決め2―1でベスト4に進出した。磯子区選抜との準決勝では主将の渡邉旭投手(横浜球友会)が1安打完封という好投を見せ、3―0で初の決勝へ駒を進めた。
先月27日、富岡西公園野球場(金沢区)で行われた決勝は金沢区選抜と対戦した。7回まで1―1と力が均衡した試合の流れを引き寄せたのは途中出場の板垣雄人選手(荏田南イーグルス)。センターへ運ぶサヨナラヒットで2―1と逆転し、初優勝を果たした。
大会MVPは初戦でのホームランや決勝の同点打を放った針谷隼和投手(川和シャークス)が選出。また、敢闘賞には全試合で捕手として出場した今井大雅選手(横浜球友会)が選ばれた。
渡邉主将は「都筑区の他チームのメンバーと一緒に優勝できて嬉しかった」と大会を振り返った。
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