小学生を対象にオセロチャンピオンを決める「都筑区小学生オセロ大会」が初開催され、その決勝大会が18日、川和小コミュニティハウスで行われた。
これは区役所地域振興課の支援を受け、川和小、勝田小、都田小、北山田小、つづきの丘小、中川中、東山田中のコミハ7館が連携し企画したもの。事前に行われた講習会兼予選会には各コミハ約20人ずつ、合計約140人が参加。日本オセロ連盟神奈川ブロックの板垣賢一ブロック長を講師に、オセロの基本ルールや勝負のコツを学んだ。その後予選を行い、上位各4人がコミハ代表として決勝大会に臨んだ。
当日、児童はくじ引きで決まった相手と対戦。初戦から張りつめた空気の中、児童は真剣なまなざしで試合に挑んだ。
4連勝し決勝に駒を進めた川上蒼太郎君(6年)と屋野遥斗君(3年)の二人は、くしくもつづきの丘小同士。先攻の黒・川上君は、序盤はペースを抑えて落ち着いて試合を組み立てていった。白・屋野君は切り崩そうと試みるも次第に打つ場所を狭められた結果、黒51白13で川上君が優勝した。
強さの秘密について「序盤は多く取ろうとしないで、中盤で相手の打てる所を無くすようにした」と川上君。技術は自宅でオセロの本を読み、独学で身に付けていったという。準優勝の屋野君は「だんだんはめられた。今までで一番強い相手」と悔しさをにじませた。また、3位に輝いたのは牛久保小の松田実和さん(1年)。年上の対戦相手にも臆せず挑んで掴んだ3位に「嬉しい」とほほ笑んだ。
板垣さんは「オセロのルールは単純だけど奥深い。今後も続けてますます強くなってほしい」と話した。
|
<PR>
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|