横浜北線開通 寄稿 96 経済活性化・防災機能強化に期待 横浜市会議員 斉藤しんじ
3月18日、横浜環状道路北線が開通しました。第三京浜道路・横浜港北ジャンクションと首都高速横羽線・生麦ジャンクション間、約8・2Kmが結ばれることにより、新横浜都心や港北ニュータウン、市北部の産業集積地などと都心部・臨海部との連絡が強化されます。
日常の利用においても、例えば、首都高速三ツ沢線が渋滞しているときに、迂回路線として北線を活用できるなど利便性向上が図られます。
このように多様な経路選択ができるようになり所要時間のロスを減らせ、大規模災害時における迅速的かつ効率的な応急対策活動の支援が可能となるなど防災機能の強化も期待できます。さらに、首都圏のレジャー施設へのアクセス性が向上するなど、経済活性化、観光振興にもつながっていきます。
「北西線」の早期整備を
東名高速道路・横浜青葉インターチェンジと第三京浜道路・横浜港北ジャンクションを結ぶ自動車専用道路、横浜環状北西線(延長約7・1Km)の整備も始まっています。今月27日、トンネル部を掘り進みながら壁面を築いていくシールドマシンの発進式が緑区北八朔町で行われ、私も出席してきました。
北西線の整備により、18日に開通した北線と一体となり、さらなる首都圏の防災機能の確保、保土ケ谷バイパス等周辺道路の混雑緩和、横浜市北西部と横浜都心、横浜港等の湾岸エリアとの連絡の強化が図られます。さらに、経済活性化とともに大気環境の改善などの効果が期待されるため、2020年東京オリンピック・パラリンピック前に完成できるよう市政の取組も推進してまいります。
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