東京都市大学横浜キャンパス(牛久保西)で10日、11日に学園祭「第21回横浜祭」が開催された。
横浜祭は毎年、在学生だけでなく地域住民も楽しめる企画が行われている。今年は初日の目玉として環境問題と科学をテーマにしたパフォーマーのらんま先生による実験ショーを実施。空気砲などを使ったパフォーマンスで会場は大いに盛り上がった。また、来場者をステージに招き、水の入ったコップに網をかぶせて逆さにする科学実験=写真上=も。らんま先生が「水がこぼれないのは表面張力が働いているため」と解説すると感嘆の声が上がった。来場した高山塁くん(7)は「空気砲を打てて楽しかった」と話した。
思い出を「新曲」に
11日はメディア情報学部・大谷紀子教授らが開発した人工知能(AI)による自動作曲ソフトの研究成果を発表した。複数の楽曲を入力すると、曲の特徴を抽出し全く新しい曲を自動的に創作できる仕組みだ。
このソフトを用いて、思い出の曲から新曲を作ろうと、当日は市内在住の男性(83)が選んだ「リンゴの唄」など3曲をソフトに入力、作曲を実演。できた曲にフォークデュオ「ワライナキ」が歌詞を付けて演奏した=写真。軍歌を思わせる曲調だったといい、男性は「戦後の時代を思い出した」と話した。
そのほか、各種飲食物の模擬店もあり、賑わいを見せた2日間となった。
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