都筑消防署(星野雅明署長)と建設業者36社が加盟する災害防止対策連絡協議会・鶴見川水系(佐野隆史隊長)は6月26日、建設重機を活用した合同訓練を千代田建設(株)(東山田町)の敷地内で行った。
両者は昨年11月、「建設機械等の出動に関する協定」を締結した。これは家屋崩壊や土砂災害などの災害時に同協議会(都筑区・港北区・緑区・青葉区・鶴見区)が保有する重機を利用して、迅速な人命救助に役立てる協定。今回の合同訓練は協定締結後、初の試みとなった。
当日は風水害によって木造2階建の1階部分に、裏山から土砂が流れ込み、行方不明になった人を助ける想定で訓練が行われた。人力で助けるには時間がかかる現場に、油圧ショベルを出動させ、迅速に土砂を掘り起こし、救助にあたった。
星野署長は「災害現場に重機を投入できるのは心強い。今回出た問題点を修正し、実効性のあるものにしていきたい」と話した。
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