野球少女2人がこの夏、全国大会に挑む――。区内の軟式野球チーム、南山田ライオンズの今井さやかさん(南山田小6年)と荏田南イーグルスの高井悠羽さん(荏田南小6年)は、少女野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」の一員として、明日からの全国大会に出場する。
神奈川県選抜チームは県内の女子児童約90人をセレクションし、2度の選考を経て集めた26人で結成された。都筑区所属のチームから選抜メンバーが選ばれたのは今回が初めて。
8月4日(金)開幕のNPBガールズトーナメント2017は、37都道府県から39チームが参加する女子児童の軟式野球全国大会。同トーナメントは全国数ある少年野球チームに所属しているものの、試合への出場機会が少ない女子選手に野球の楽しさを知ってもらい、女子野球のレベルアップとすそ野拡大などを目的に4年前から開催されている。主催は(一社)日本野球機構と(公財)全日本軟式野球連盟。
保育園のティーボール大会で野球に触れた今井さんは、小学1年生になる前の1月に南山田ライオンズに入会した。現在、6年生14人のメンバーの中では唯一の女子選手だ。ポジションは主に外野のレフトを守るっている。全国大会に向け「今まで努力してきた成果を思う存分発揮できるよう、全力で頑張る」と意気込みを語る。
一方、荏田南イーグルスのコーチに誘われ3年生の時に体験入会し、4年生から本格的に所属した高井さん。チームでの守備位置はライト、県代表では主にレフトを守っている。「代表に選ばれて嬉しい。色々な経験をして、成長したい」と話している。
2回戦が初戦のYAMAYURIは5日(土)、さいたま市営大宮球場で前回大会の準決勝まで進んだ愛知県の「オール愛知ガールズ」と対戦。また、同大会後には1都7県16チームが参加する関東大会に出場予定だ。
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|