認知症の人との接し方や認知症予防について学ぶ、ふれあい大棚カフェ「頭と身体の体操」が7月25日、大棚町公民館で行われた。主催はふれあい大棚認知症予防カフェ運営委員会。大棚町内会と大棚寿会が協賛。
今年1月、大棚カフェは認知症予防などを目的に開設。町内会や老人クラブだけでなく、高齢者グループホーム「横浜はつらつ」、中川地区の民生委員児童委員らも同運営委員会の一員となっていることが特徴だ。
運営委員会メンバーで民生委員の松本裕さんによると、参加者同士の会話の中から、認知症の疑いがある人の情報を得て、その人の自宅を訪問し確認をしたケースも出ているという。
当日は約30人の地域住民が参加。畑澤健一区長も視察に訪れ、椅子に座ったままできる体操で参加者らと交流を深めた。
そのほか、認知症に関する講話では認知症介護指導者や看護師らがパートナーや知人が認知症になった時の家族や地域の対応などについて説明があった。その後、参加者は脳と体を使う「後出しじゃんけん」や童謡を歌うなど楽しんだ。
開設以来、毎回参加しているという神本保次さん(大棚町)は「なんかあった時の予防のために参加している」と話した。
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