神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2017年8月10日 エリアトップへ

横浜市 スポーツ「支える人」 育成へ W杯、東京五輪視野に

スポーツ

公開:2017年8月10日

  • LINE
  • hatena
スポーツボランティアセンターのロゴ
スポーツボランティアセンターのロゴ

 横浜市ではラグビーW杯2019や東京2020五輪などの大規模イベントも視野に入れ、スポーツボランティアの育成・支援に力を入れている。今年度は横浜市スポーツボランティアセンターを新たに発足。現在は10月に行われる横浜マラソンの準備に向け、市民がスポーツに関われる体制づくりに取り組んでいる。

センターを発足

 会場内の誘導・案内などスポーツイベントを「支える」スポーツボランティア。横浜マラソンは同センターを通して7月28日まで募集を呼びかけ、一般から2224人が集まった。しかし、定員の6800人のうちの半数以上は企業や大学、団体に頼らざるを得ない状況だ。同センター担当者は「スポーツボランティアに対する理解はまだ不十分なところもあり、一般市民への周知が必要。まずは『やりたいけどやり方がわからない』という人にアプローチすることが第一段階」と話す。

 同センターは横浜市体育協会が運営する。公式ホームページ上でボランティアスタッフの募集・登録を行うほか、市内で開催される大規模スポーツイベントのボランティア情報を提供。また、研修会や講習会を行うことで、多くの人が活動に関われるよう支援する。

 スポーツボランティア団体のネットワーク化を図る「日本スポーツボランティアネットワーク」(東京都)によると、同様の団体数は全国で160以上あり(2013年時点)、現在も緩やかに増加傾向にあるという。一方、過去10年間のスポーツボランティア参加率は横ばいで推移しており、まだまだ参加機会に乏しいのが現状だ。同団体は「東京五輪やラグビーW杯などを追い風に気運の高まりを感じている。横浜市がどのように取り組んでいくかに注目したい」と話す。

文化醸成図る

 今後は来年5月に行われる横浜トライアスロンのボランティア募集を予定。そのほかに市体協が主催するイベントなどを中心に裾野を広げていくという。ラグビーW杯と東京五輪のボランティア募集に関しては、組織委員会が母体となるが、同センター担当者は「大規模大会の開催により、ボランティア文化を醸成し、スポーツを支える楽しさを広く知ってもらえれば」と話した。

都筑区版のトップニュース最新6

30周年契機に愛着醸成

都筑区予算案

30周年契機に愛着醸成

自主企画事業に約1億円

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

公道で自動運転バス走行

京セラ

公道で自動運転バス走行

実証実験、一定の評価

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

4校協力し壁画完成

茅ケ崎中学校区

4校協力し壁画完成

1年半かけ地下道を明るく

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • 「BUNTAI」で歴史刻む

    FLY THE FLAG横浜ビー・コルセアーズ vol.6

    「BUNTAI」で歴史刻む

    選手らがセン南などで広報活動

    3月28日

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook