横浜市歴史博物館(中川中央)では27日(日)まで、企画展「歴史×妖(あやかし)×芳年(よしとし) ”最後の浮世絵師”が描いた江戸文化」=写真=を開催している。
月岡芳年は幕末から明治にかけての浮世絵終焉期に活躍した絵師。彼の作品は、歌舞伎役者を描いたものや旧幕府軍と新政府軍が激突した上野戦争を題材にしたもののほか、当時の人々に親しまれていた妖怪譚を描いたものまでジャンルは多彩だ。同企画展では晩年の作品「新形三十六怪撰(しんけいさんじゅうろっかいせん)」を中心に、描かれた物語をわかりやすく紹介。歴史画や報道的な作品を読み解くことで、芳年の時代を知ることができる。開館時間は午前9時から午後5時、月曜定休。観覧料は大人500円、高・大200円、小・中100円。
スタンプで描く浮世絵
また、企画展開催期間中は毎週末にシャチハタスタンプで浮世絵を描くイベントを開催している。葛飾北斎の作品「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を5色のスタンプで描く。19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)の各日午前10時から午後3時まで。参加無料。
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