都筑区版 掲載号:2017年9月7日号
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都筑民家園で菊節句セミナーの講師を務める 山根 ユミさん 磯子区在住 

妥協なき探究心と行動力

 ○…端午や七夕など、日本の四季と生活に根付いた「五節句」の中で、現代ではなくなりつつある重陽の節句(菊節句)を広めようと都筑民家園で行事のしつらえを行う。「川和は昔、菊の栽培が盛んなことで有名だった地。都筑のたくさんの若い方が、この文化を知り、楽しんでもらえれば」と穏やかな表情で語る。

 ○…活発だった大学時代。飛行機が好きで、グライダー部に所属した。「空から下を見ると、素晴らしい景色が目の前に広がり、世界観が変わった」と当時を振り返る。好奇心旺盛な少女は客室乗務員の道を志すが、父親の反対で夢は叶わなかった。「親の言うことは絶対だった。せめて、自分の子どもには好きな道に進んでほしかった」。結婚後、息子が中学生になるとイギリス留学させるなど、子どもの思いを尊重した。自身も現地を訪れた時、リスが駆け回る自然豊かな庭で、紅茶をたしなむ文化に衝撃を受けた。「英国のライフスタイルに触れ、優雅な時間を過ごした」

 ○…帰国後、「紅茶文化を学び、日本の人と共有したい」と数々の茶教室の門を叩き、入れ方や成分、歴史などの指導を受けた。また、日本はもちろん中国やモロッコ、ロシアなど世界各国の茶を研究し、気付けば約30年にわたり、多くの生徒を指導する茶のスペシャリストになっていた。「お茶を学べば学ぶほど、背景にある文化を知らない自分が許せなかった」。もっと日本文化を学ぼうと、古代から伝わる五節句などの歴史的考察や言語学にも興味を広げた。現在は企業に対し、接客マナーを指導する、おもてなし研究家としても飛び回る忙しい日々だ。

 ○…趣味は博物館巡り。特に古代の秘密を知るのが楽しみで、探究心は衰えることがない。「自分で得た知識を多くの人に分かりやすく伝えていきたい」。今後も節句などを通して、先人が伝えてきた自然を敬い、自然に生かされていることを伝えていく。

不登校・ひきこもりが終わるとき

講演会 体験者が当事者とその家族に語る理解と対応の道しるべ

http://oyanokai.blogspot.jp/

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