実際の事件現場さながらの訓練
ＪＡ横浜東方支店（谷野誠支店長）で10月24日、都筑警察署協力のもと、強盗訓練が実施された。
当日は都筑警察署員が強盗役に扮し、刃物を振りかざしながら「金を出せ。早くしろ」などと怒鳴り声を響かせ実演。訓練とは思えない迫力のある演技に、店内は緊迫した空気が流れた。職員は窓口で対応する係や犯人の特徴を覚える係、カラーボールを持って追跡する係など、それぞれの動き方を再確認した。
訓練後に同署生活安全課の今井美智代警部補は「犯人に脅迫された時に、普通のお客様ではないことを、ほかの職員に知らせる隠語が必要」とアドバイスした。
また、区内での被害が増加傾向にある振り込め詐欺の防犯訓練も実施。犯人に騙され、現金を引き出しにくる高齢者への対処法も合わせて学んだ。
谷野支店長は「思うような動作ができなかった。反省点を踏まえ、お客様の財産と命を守る安心安全な店舗を目指したい」と話した。
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