茅ケ崎東にある正覚寺(八木廣純住職)で18日、「酉の市」が行われ、区内外から多数の人が訪れた。
酉の市とは、商業人が商売繁盛や地域住民らの開運を祈る伝統行事。全国各地の大鷲神社などで酉の日に合わせて開催され、同寺院は毎年11月の第二の酉の日(二の酉)に実施している。例年約800人以上が参拝に足を運ぶ。
当日は雨にもかかわらず、正午を過ぎると境内が混み合い始めた。参拝者が福をかき集める「熊手」や福をすくい取る「福箕(ふくみ)」を買い求めるため列をなしていた。購入者に対し八木住職や世話人らが手拍子で開運祈願を行い、活気を見せていた。そのほか、参拝者へおでんの振る舞いや横浜茅ケ崎囃子保存会によるお囃子演奏なども披露され、境内は大いに賑わっていた。
熊手を購入した港北区にある(有)金子工業の金子正治さん(79)は「こちらの酉の市には、5年前から来ている。無事に会社が繁盛するようにと願った」と話した。
八木住職は「毎年多くの方々に来ていただき嬉しい。皆さまに幸せが訪れ、明るい社会になってほしい」と盛況を喜んだ。
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