東方練習場を拠点に活動する硬式野球チーム、都筑中央ボーイズ(前田幸長会長)の小・中学部は、11月末まで行われた第10回リスト杯争奪秋季神奈川県大会に出場し、W優勝を果たした。
同チームは全国大会に出場経験のある強豪。小学部は同大会で2014年に優勝を果たしているだけに、プレッシャーも大きく、「優勝して当たり前。気を抜かないように挑んだ」と齊藤大樹キャプテン(6年)は振り返った。
大会は3チームで争われ、決勝の相手は大会の上位常連チーム、相模ボーイズ。初回で4番打者がレフト前にヒットを打つと勢いをつけ、追加点を量産。9―2で危なげなくコールド勝ちを決め、優勝した。齊藤キャプテンは「チーム内で誰が出ても打てるように練習してきた成果」と勝因を分析した。
悔しさバネに接戦制す
夏から新体制になった中学部。昨年は県代表として東日本大会に出場するなどの成績を収めているが、代替わり直後の9月に行われた厚木大会では2回戦敗退と厳しい結果を突き付けられた。以降猛練習を重ね、1日1000回から1500回の素振りや、バッティングマシンで速度130Km以上の球を通常より近い距離で打つ練習法などで打撃を強化してきた。
迎えたリスト杯は初戦から接戦が続いたが、4チームを下して勝ち上がった決勝で横浜緑ボーイズと対戦。相手ピッチャーは県内でもその名を知られた好投手だったが、都筑中央ボーイズの打者は練習の成果を発揮し、投球をバットの芯で的確に捉え猛攻を仕掛け、3-2で相手を下して初優勝を遂げた。同時に来年の春季全大会とDeNAベイスターズ杯への出場権を獲得した。
中学部の都築克幸監督は「3点以上の失点がなく、ミスが出なかったことが大きい」と選手を労った。上野和也キャプテン(2年)は「憧れの先輩たちができなかったことを成し遂げられて嬉しい。全国でも優勝を目指したい」と話した。
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