都筑区版 掲載号:2018年2月15日号
  • googleplus
  • LINE

市歴史博物館の学芸員で考古学を担当する 高橋 健さん 青葉区在住 46歳

まちの歴史照らす案内人

 ○…旧石器から縄文、弥生時代に関する企画展や資料管理を行う。動物の骨や角で作られた狩猟道具などを20年以上にわたり、研究する考古学の権威だ。今回、縄文人が漁をする際に使用していたとされる、ヨシキリザメの歯で作った銛を紹介する番組企画にアドバイザーとして携わった。「市民の関心に応え、少しでも歴史に興味をもってもらいたい」と真剣な表情で語る。

 ○…フィリピン生まれ。父が外交官だったこともあり、スイスやオーストラリアなど多くの国に家族で移住。幼い頃から世界の遺跡を訪れ、イランにいた時には土器のかけらを見つけたこともあるという。「今の仕事に影響しているのかも」と振り返る。東京大学法学部を卒業したが「発掘された形ある物に基づいた学問をしたい」と考古学の道で再スタート。歴史を学べる東大文学部に編入学し、最後は研究室の助教として様々な論文を発表した。37歳の時、歴博へ。「研究も好きだが、市民と接点を持ちたかった」と今はやりがいのある職場で汗を流す。

 ○…趣味はパントマイム。10年前に浅草のストリートで見たショーに衝撃を受けた。「自分にもできるのではないか」。大道芸の動画や自身の姿を鏡で映しながら猛練習。全国のイベントでその腕前を披露し、区内ではセンター北まつりの舞台に立ったことも。「人にどう伝わるかを考え、ストーリーを組み立てていく。観客がいて初めて舞台が完成するのは、普段の仕事にも通じる部分がある」

 ○…子どもから高齢者まで幅広い世代と触れ合う日々。勉強熱心な来館者の中には、ハッとさせられる質問をする人もいて刺激にもなる。市民と話をする中で「自分が住むまちには何もない」とは言ってほしくないという。「横浜には多くの遺跡がある。今住んでいる家の下は遺跡だったかもしれない。歴史を紐解き分かりやすく市民に案内するのが私の役目」。今後も研究者としての幅を広げていく。

都筑区版の人物風土記最新6件

山谷 朋彦さん

横浜建設業協会会長に就任した

山谷 朋彦さん

6月21日号

滝本 沙奈さん

地元情報を発信するイッツコムの新番組「サタデーイッツコム」でMCを務める

滝本 沙奈さん

6月14日号

塩入 廣中さん

「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」を受賞したぐるっと緑道の代表を務める

塩入 廣中さん

6月7日号

飯田 達郎さん

横浜公演が開幕した劇団四季『ノートルダムの鐘』の主役の一人を務める

飯田 達郎さん

5月31日号

北田 典子さん

勝田町のBUDDY柔道場師範になった

北田 典子さん

5月24日号

青木 一泰さん

横浜市北部ミニバスケットボール連盟の理事長を務める

青木 一泰さん

5月17日号

(有)サンケイ自動車

車検も板金塗装も、愛車の売買もお任せを!!買取強化、特に軽トラ!!

http://sankei-car.jp/

<PR>

都筑区版の関連リンク

あっとほーむデスク

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 都筑区の歴史を紐解く

    大正末期〜昭和の北山田から 第15回

    都筑区の歴史を紐解く

    文・絵 男全冨雄(『望郷』から引用)

    6月14日号

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年6月21日号

お問い合わせ

外部リンク