市立川和東小学校(齋藤稔校長)で2月16日、宮城県気仙沼市の漁業関係者が講師役を務める食育授業が行われた。同小学校の6年生、約150人が対象。
食育授業は「東日本大震災で被災した地域の子ども達に花火で笑顔」を合言葉に活動する川和チームスマイル代表の児玉亨さん(見花山在住)が、小学校と漁業関係者のパイプ役を担った。少年補導員を務める児玉さんは昨年、学校警察連絡協議会の懇親会で齋藤校長と話し、日程調整などを経て今回の授業が実現。
当日は、「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」のメンバーらが講師を務め、被災後の体験や食の大切さなどを説明。被災後にカキ・ホタテの養殖を再開した漁業関係者の鈴木芳則さんは、生産者が一生懸命仕事をしていることに触れ、児童に「食べ物を大切にしてほしい」と話していた。
児童は授業後、鈴木さんや同会メンバーらと気仙沼の漁船が取ったメカジキを使ったメンチコロッケの給食を味わった。
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