108寄稿 交通利便性向上の取組み 横浜市会議員 斉藤しんじ
横浜市会では、平成30年度の予算案を審査する予算特別員会が開催されています。私は、3月1日に行われた交通局の審査で質問に立ちました。その中で確認した今後の取組みを紹介させていただきます。
路線バスの維持と充実を
横浜市営バスの路線ごとの経営状況は、半数以上が赤字です。しかし、赤字であることだけで路線を廃止することは許されないため、必要な路線を維持しながらも、経路の見直し・新設、バス停の設置等に取組むことを要望しました。
また、市営バス以外のバス会社や、他の移動手段とも連携し、高齢になっても安心して、買物、通院等ができる交通政策を策定するよう訴えました。担当副市長からは、交通局と関連の各局が一体となって取組むと答弁がありました。
市営地下鉄の快適性向上
【1】駅施設の環境改善を
夏場の熱中症対策として駅構内への冷房設置の方向性を確認しました。効率性の点から、待合室設置とともに冷房も設置していくことが示されました。平成30年度は、区内では、都筑ふれあいの丘駅に設置される予定です。
また、東京2020オリンピック・パラリンピックに向かい、今後国内外からの来街者も増える中、横浜市のイメージ向上のためにもトイレのにおい対策、美化が進められます。
【2】グリーンラインの混雑対策
現在、4両編成で運行していますが、交通局は平成34年度から順次6両編成を増やす準備を進めます。また、今月17日にダイヤ改正を行い、朝のラッシュ時は1時間当りの運行本数を18本から19本に増やします。
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