都筑消防団(佐野芳晴団長)は4月3日から5日にかけて、東京都市大学横浜キャンパス内で学生を対象とした団員募集活動を行った。
現在、同団の団員数は404人。定員の440人には達していない。市が設けた消防団員70歳定年制により、高齢になり退団する人が多いことが定員を割る要因の1つだ。
そうした現状を受け市は2年前から、消防団員として活躍する学生の活動実績を証明する「学生消防団活動認証制度」を導入。若手消防団員の確保を図る一方、学生側にも就職活動で社会貢献した実績を企業にPRできるメリットがある。同団でも現在、5人の大学生が在籍しているという。
最終日の5日は佐野団長含む団員3人と都筑消防署員2人が参加。学生にチラシを配布し、活動内容や制度を説明した。
話を聞いた佐々本圭吾さん(2年)は「大学があるまちを守ることにやりがいを感じる。学生向け制度も魅力的」と話した。佐野団長は「地域を守るには若手の力も必要。少しでも興味を持ってもらえたら」と願う。
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