加賀原地域ケアプラザで4月10日、「駅弁を楽しむ会」が開催され、地域の高齢者ら約70人が参加した。(社)日本鉄道構内営業中央会が主催。
弁当の「弁」の文字が数字の4と十で成り立っており、また「当」が「とう」と読むことから、同会が25年前に4月10日を「駅弁の日」に設定。「駅弁を食べて旅の気分を味わってもらいたい」と始まったこのイベントは毎年1回、区内の集会所などで実施されている。
当日は同会に加盟する崎陽軒、大船軒、東華軒、万葉軒の4社が、さまざまな駅弁を無償で提供。崎陽軒からは「シウマイ娘」と呼ばれる赤い服を着た販売員も登場し、駅弁の中身を説明しながら、参加者に弁当を手渡した。参加者は自分で選んだ弁当を食べながら、会話に花を咲かせた。
崎陽軒のシウマイ弁当を食べた加賀原在住の真野道子さん(60)は「実家の大阪に帰る新幹線の中で、家族で食べた思い出の味」と振り返った。協力した佐江戸加賀原地区社会福祉協議会の岩嶋伸幸会長は「高齢者が交流し、元気になってもらえれば」と話した。
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