第57回神奈川県警察柔道・剣道大会がこのほど県警察学校(栄区)で行われ、都筑警察署は剣道B組で初優勝。また、柔道B組では初めて決勝戦に進出し、準優勝を飾り、揃って表彰台に上がった。
警察職員の職務執行力の基礎を養うために、毎年この時期に開催されている同大会。今回は県内にある全54署が参加し、団体戦によるトーナメント方式で争った。
警察署の規模によってAからCの3ブロックに分かれ、都筑署が出場したBブロックには18チームがエントリー。都筑署員は同署内にある道場で週に3回、約1時間の練習を重ねており、大会には柔・剣道ともにベストメンバー5人が出場した。
優勝した剣道は、いずれの試合も僅差で勝ち上がり、全5試合中4試合が大将戦で勝利を収めた。決勝では港南署を2勝1敗2分けで退け、優勝に輝いた。
主将を務めた刑事課の荒井翔遥(もとはる)さんは「この優勝を糧にして、更なる地域の治安維持に努めたい」と気を引き締める。
準優勝した柔道は毎試合選手の順番を入れ替える巧みな戦術をとり、チーム一丸となって駒を進めていった。準々決勝では、代表戦に持ち込んで勝利するなど、粘りを見せ、初めて決勝の舞台に立った。
主将の地域第二課所属の英(はなぶさ)剛太郎さんは「優勝まであと一歩だったが、次回は何としても優勝旗を持ち帰りたい」と悔しさを滲ませながら決意を新たにした。
同署の吉留育宏署長は「優秀な署員がいることは大変心強い。日頃の職務に生かしてもらえたら」と期待を寄せた。
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