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都筑区版 公開:2018年6月21日 エリアトップへ

茅ヶ崎公園自然生態園 管理運営委員会 環境大臣表彰を受賞 独自の活動など評価

社会

公開:2018年6月21日

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ザリガニの駆除を行う大学生スタッフ=6月16日撮影
ザリガニの駆除を行う大学生スタッフ=6月16日撮影

 茅ケ崎公園自然生態園(茅ケ崎南)で環境保全活動などを行っているNPO法人茅ヶ崎公園自然生態園管理運営委員会が13日、地域環境保全功労者として環境大臣表彰を受賞した。年間を通じた米作り体験や自然観察会など独自の活動が評価された。

 環境省では、毎年6月の環境月間にあわせて、環境保全や美化活動などに顕著な功績があった団体と個人に対し、環境大臣による表彰を行っている。地域環境保全功労者として表彰されたのは全国で37団体と26人。都筑区内では唯一の受賞だ。

 市営地下鉄センター南駅から徒歩約8分の場所にある茅ケ崎公園自然生態園を管理している同委員会。2002年に開園し、広さ約2・8ヘクタールの園内には湧き水が流れ込むため池と雑木林、水田などがあり、港北ニュータウンの自然が以前のまま残されている。

 職員や大学生スタッフら約30人に加え、里山保全ボランティアやサポーターの協力を得て、豊かな自然環境の維持に取り組む。昆虫探偵団やきのこ、野の花の観察会に加え昔ながらの米作り体験などを開催し、周辺住民が自然環境を学べる企画などが評価された。

 また、同園ではもともとその地域に生息していなかったアメリカザリガニやオオクチバスなどの外来種を駆除し、在来生物を増やす取り組みを10年以上前から行っている。池のザリガニ駆除は大学生スタッフが主に担っており多いと1日で約1kgを捕獲する時もあるという。さらに、8年程前からは県の絶滅危惧種、ニホンアカガエルの定着活動も実施。昔ながらの里山を復元しようと奔走。

 亀田さやか事務局長は「ニュータウンの中にこの自然が人とのかかわりで維持されていることを知ってほしい」と話す。
 

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