都筑消防団(佐野芳晴団長)主催の「緊急自動車安全運転研修会」が6月11日、都筑公会堂で開かれ、団員210人が参加した。
この研修会は、災害現場に出動する消防団員の交通事故防止を目的に実施され、今回初開催となった。
始めに都筑警察署交通課の山本智警部補が登壇し、今年区内で発生した人身事故件数が6月10日時点で214件、死亡事故は3件であることを発表。全体を通して、65歳以上の高齢者による事故が多いという。
また山本警部補指導のもと、消防車両が災害現場に到着してバックする際に、障害物や人などに接触しないように声を掛け合いながら参加団員4人で誘導する訓練も行われた。
その後、仲町台消防出張所の鈴木誠所長が、消防活動上で殉職者やけが人を出さないようにするための安全管理について案内。十分に周囲を確認してから車両を発進させることや、赤信号を通過するときは必ず一時停止し、8Km以下で徐行することなどの注意点を説明した。
最後に、他エリアで起きた消防活動時の「ヒヤリ・ハット」をまとめた映像を流し、鈴木所長が解説しながら、団員は対処方法を学んだ。
佐野団長は「今日の研修で得た知識を身のあるものにし、まちを守る立場の団員たちの日頃の活動に生かしてもらえれば」と話した。
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