横浜市の栽培収穫体験ファーム事業として、利用者に農地を貸し出している川和台の中山農園(大澤博園主・59)で、ナスやトマトなどの夏野菜が旬を迎えている。
14日には日差しが照りつける中、農園利用者25人が、農作業や収穫に汗を流した。約1400平方メートルの畑を31区画に分け、市民に貸し出している同園。「広い畑を家族だけで使うより、地域の人々と交流しながら共同で作業したい」と大澤園主が体験ファームを立ち上げ、今年で20年が経った。畑ではキュウリや枝豆、いんげん、とうもろこしなど、約10種類の夏野菜を利用者自らが栽培している。
開園当初から利用するベテラン、野村博司さん(64・富士見が丘在住)は「好きな野菜を自由に作ることができるのが魅力。私が作った野菜の味を待ち望んでいる知り合いも多いので、大切に育てている」と笑顔で話す。
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