平成30年度浜なし・浜ぶどう持寄品評会が8月23日、「ハマッ子」直売所みなみ店前(泉区)で行われ、区内にある折本園(新井知剛園主・36)の浜ぶどう(藤稔)がブドウ部門の最高位となる「横浜市長賞 横濱ワイナリー賞」(優秀賞)を受賞した。
横浜農業協同組合が主催する同品評会。市内果樹園が浜なしと浜ぶどうの品質を競い合うことで、生産者の技術向上と横浜産の果物を市民にPRすることなどを目的に毎年実施されている。
今回はナシ64点とブドウ20点の計84点が出品され、県農業技術センター横浜川崎地区事務所長ら4人の審査員が、形や色、糖度などを審査した。
家族総出で奮闘
折本園は出品したブドウ8点中4点が入賞。市長賞に輝いた浜ぶどうは、入賞最低基準の糖度16を上回る18・3と高数値を示し、また1粒約30gと大きな実も評価された。
「今年は空梅雨と猛暑が続いた影響で、糖度や色付き、粒の大きさなどにばらつきが多かった」と新井園主。照りつける暑さの中、妻の妥子さんと母のてるみさんの3人でほぼ毎日、ブドウの葉の状況を確認したり、水やりなどに気を配った。
新井さんは「受賞は素直にうれしい。ご指導していただいた農家さんのおかげです。地域の皆さまに『果物といえば折本園』と言っていただけるよう、日々精進していきたい」と笑顔を見せる。
同園のブドウは直売所で9月上旬ごろまで販売を予定している。
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