東方公園南側にある農地「シニア楽農園」を利用するメンバーを対象とした講演会が9月10日、都筑区役所で開催され、65人が参加した。
シニア楽農園は、03年から始まった区とシニア楽農園の会(帆苅正男会長・69)の協働事業で、60歳以上の区民が農作業を通じて、仲間と親睦を深めることなどが目的。区内で50年以上、農業に携わってきた中山実さん(71)=写真=を講師に招き、農園利用者の作物栽培に生かそうと行われた。
始めに中山さんは「子どもの頃、親から勉強しろとは言われず、家の手伝いをしろと言われた」ことや、「豚や牛の世話と堆肥を運ぶのは自分の仕事だった」など少年時代の様子を、自己紹介を兼ねて発表。その後、白菜やキャベツ、大根、イチゴなど13種類の野菜の植え付け方法や収穫時期、栽培ポイントなどを自身の経験談を交えながら、分かりやすく参加者に説明した=写真。
帆苅会長は「今日聞いた貴重な話を私たちの畑で生かしたい」と話した。
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