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都筑区版 公開:2019年2月21日 エリアトップへ

荏田東第一小児童と商品開発をした菓子工房スグーリの代表 須栗 隆樹さん 荏田東在住 53歳

公開:2019年2月21日

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「美味しい」をとことん追求

 ○…「子どもたちの熱い思いに応えたい」。荏田東第一小学校とのコラボレーションでは、児童の考えたレシピを元にチョコチップクッキーを商品化した。児童による販売会では80個が完売し、今後は店舗でも取り扱われることが決まった。これまで、都筑産小麦やサツマイモなどを使った地元菓子を開発。「地域と協力しまちの食材を使用して名物ができれば」

 ○…新潟県出身。実家は祖父の代から続く写真屋。「カメラマンの父親とは運動会も修学旅行もいつも一緒。物心ついた時から料理が好きだったから、よく台所で母親の手伝いもした」。小学生の頃には自分でお菓子を作るように。「考える前に動き出す性格は父譲り」と、母親にせがんで買ってもらったオーブンで焼いたチーズケーキを学校で同級生に振る舞った。「すごく喜んでもらえた。今思うとあれがケーキ屋を目指した原点」。小さなケーキ職人が産声を上げた。

 ○…調理師を目指し、実習授業の多い農業高校に進学。料理の腕を磨く一方で、吹奏楽の部活動にも力を注いだ。休みなく練習に励み県大会へも出場。「学校での合宿では布団を抜け出して、屋上で仲間と語り合ったり。いい時間だった」。20歳の時、パティシエを目指して上京。理想の味を求めて約10年間で4店舗を渡り歩いた。「毎日、終電帰り。それでも1日の復習をその日のうちにノートに記した」。美味しいケーキを作るために努力は惜しまなかった。

 ○…自然豊かな景観に惚れ、32歳の時に「菓子工房スグーリ」を荏田東にオープン。28歳の時に結婚した妻と二人三脚で続けて来た。3人の娘にも恵まれ、最近は娘と厨房に立つことも。「目指すのは、地元で愛される店。顔の見えるケーキ屋でいたい」。厨房の外へ向ける眼差しは穏やかだ。

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