東京都市大学(牛久保西)と都筑区が共働して取り組んでいる「地域連携調査研究発表会」が2月27日に都筑区役所6階大会議室で行われ、約30人が来場した。これは同大学の環境学部、メディア情報学部の学生が地域での調査や研究の成果を市民に発表するもので、今年で16回目を迎える。地元住民も自由に参加することができ、行政と大学が一体となってまちづくりを考える場となっているようだ。
開会式の挨拶では中野創区長が「若者の意見を今後のまちづくりに生かしていきたい」と学生の発表に期待を寄せた。今年は学生から、地域連携事例が7件発表された。同大4年の佐藤啓太さんは3年前から区内の公園づくりに参加していることをきっかけに、区民の公園に対するニーズや、管理の方法に関する研究を発表。「都筑は、自然好きな人が多い。緑豊かなまちを守るため、公園の管理や、整備方法を考えることは大切なこと」と話した。同大の中村雅子教授は「地域と連携しての研究は区民と親しむきっかけになり、社会で役立つ力にもなる。環境づくりに関わる職に就く生徒も多い」と話した。
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