東山田小学校5年3組の児童37人が3月8日、都筑野菜をPRするために校内でマルシェを開いた。地元農家と協力し、全10種類の野菜販売と、都筑野菜の味を生かした味噌汁などの試食を近隣住民に振舞った。
5年3組児童は昨年5月から、総合学習の一環として「安心で美味しい東山田の野菜を通して笑顔のまちを作りたい」と地元野菜の魅力をPRする活動をしてきた。約1年間の集大成として児童らは野菜販売と試食会の開催を決定。手作りポスターを近隣の住宅に配り、生産者名や値段などが書かれた児童オリジナル値札シール=写真=を作成するなどマルシェの準備を進めてきた。
これまで、横浜の地産地消を進める料理人からPR方法などを教わり、また7月には東山田の工業団地内のカフェDENで都筑野菜を活用した「夏野菜カレー」を振る舞うなどの活動をしてきた。10月には学級園を作り、小松菜とほうれん草を育て始めた。東山田農家の原木浩国さんは「児童が自ら『野菜を育てたい』と、思ってくれた。関心を持ってくれて嬉しい」と話す。担任の中村一成教諭は「販売の現場や野菜の味を知って、子どもの興味が上がった」と語る。
マルシェ当日は原木さんや農家の吉田稔さんらが協力。大根やブロッコリーなど10種類の野菜を校内で販売した。児童は買い物客に「大根は採れたてですごく甘い」「湯がいて食べるのが一番」と声をかけ、都筑野菜のPRをしながら、用意した品物をほぼ売り切った。児童は「都筑野菜の安全で美味しいところをたくさんの人に知ってもらい良かった」と話した。
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