全国の住宅地と商業地、工業地などの公示地価(今年1月1日時点)がこのほど、国土交通省から発表され、都筑区は調査対象の全34地点中31地点が前年より上昇していることが分かった。下落した場所はなく、特に住宅地では牛久保東エリアの価格が依然として高価格で推移している。
都筑区では住宅地25、商業地6、工業地3の計34地点で調査が行われた。
住宅地3地点を除く、31地点で0・8%〜最大4・2%まで変動率が上昇。
平均変動率は住宅地で1・5%、商業地が1・6%、工業地1・8%の上昇でそれぞれ、昨年から0・1%下がった。各用途の横浜市全体の平均変動率と比べると、住宅地は市全体の数値1・0%上昇より区内の変動率が若干上回った。商業地、工業地は市平均よりも低い水準だ。
区内住宅地1平方メートルで最高価格だったのがセンター北駅近くの「牛久保東1の33の53」で37万3000円。これは「川和町1525」の15万円の約2・5倍の価格になる。次いで「茅ケ崎南5の4の52」の31万8000円、「荏田東1の5の20」の30万7000円が価格上位3地点になった。
さらに、「牛久保東1の33の53」は変動率でも最大の4・2%上昇で、センター北駅周辺の人気がうかがえる。牛久保東で40年以上不動産会社を営む高橋住宅センター(株)の代表取締役、高橋満さんは同地区について「大型商業施設も多く、駅まで歩いて行ける人気のエリア」と話す。
公示地価は地価公示法に基づき国交省が毎年1月1日時点の土地価格を調査し好評する。一般の土地取引や公共事業用地の取得価格算定の指標などに活用される。
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