イベントポスターを持つ山本さん
中川エリアで写真投稿イベント「中川つながりフォト＆シネマプロジェクト」が行われている。地域活性化を目的に山本あづみさん（37）が発起人となり実行委員会を立ち上げた。８月31日（土）には中川駅前で、投稿された写真と映画の上映を行う予定だ。
中川の景観やお気に入りスポットなどの写真を、ＳＮＳでの投稿（フェイスブック、インスタグラム、ツイッター）やメールで募り、８月31日に駅前で行う映画上映会「中川つながりシネマ」内で映像作品として上映する同イベント。
プロジェクトを立ち上げた山本さんは中川エリアで活動する団体「ぐるっと緑道」で地域の活性化に取り組んできた。山本さんは昨年の９月に都筑区が主催する地域活性化の講座に参加。まちづくりのイロハを学んだ。講習の集大成として考えたのがこの企画。「より多くの人に中川エリアの魅力を投稿してもらい、まちの良さを発信したい」と考えた。その後、実際にイベントを運営しようと委員会を立ち上げた。
新たな担い手に
プロジェクトメンバーは女性５人、男性３人の８人。「高齢化が進んでいるまちづくりの担い手を支えて、自分のできることでまちの活性化に携わりたい」と、山本さんのママ友や中川駅前商業地区振興会の馬場武志会長（41）など30〜40歳代と、東京都市大学の学生が参加。メンバーのほかにも「ぐるっと緑道」、中川駅前商業地区振興会の協力を得て、プロジェクトが始動した。
実行委員会によると同エリアでの写真投稿イベントや映画の野外上映を行うのは初めて。毎年野外で映画上映を行っている北山田町内会を訪ね、実施方法を教わったという。８月の上映会当日は、投稿された写真を繋ぎ合わせて映像作品として上映するほか、飲食物の出店なども予定。山本さんは「お祭り気分でまちの魅力を再発見してもらえたら嬉しい」と話す。
写真は「＃つながりなかがわ」をつけＳＮＳで投稿。７月31日（水）まで。詳細は【URL】https://guruttoryokudo.jp/tsunagari-nakagawa
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