横浜ブランドとして市内各地で栽培される「浜なし」と「浜ぶどう」。昨年より30日も長引いた梅雨も明け、区内では例年とほぼ変わりない8月上旬から収穫が開始される予定だ。
昨年は、春先の温暖な気候の影響で開花が早まり、例年より1、2週間ほど前に収穫作業が行われていた浜なし。区内で果樹農家を営む折本園(折本町)の新井知剛園主は「今年は長い梅雨の影響で日照不足や水分過剰が心配されたが、収穫時期はほぼ例年通り」と話す。
折本園の浜なしは、今年3月下旬の冷え込みを耐え、3月27日に花を咲かせると、10日間の授粉作業後に実をつけた。7月26日時点では、実は黄緑色で小粒だが、ここから一回りほど大きくなり、収穫直前に黄色く色づくという。同園では浜ぶどうも例年通り8月上旬に収穫を開始する予定。新井園主は「県内でカメムシの被害が出ていたので細かいネットをかけるなどの対策をした。順調に育って良かった」と今年の出来に期待を寄せる。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>