港北ニュータウンまちづくり館で13日、都筑区老人クラブ連合会(桑原正盈会長)主催の高齢者交通安全研修会が行われ、会員など約100人が参加した。高齢者の交通安全に対する意識を向上させるために都筑警察署の協力のもと開催。
当日は都筑警察署員が区内で起きた事故の件数や特徴などを話した後、葛が谷つばさクリニックの医師、山根越夫さんが認知症の基礎知識や認知症患者の交通事故ついて講演を行った=写真。
日頃から区内で認知症にまつわる講話を行っている山根さん。若年性認知症の妻と生活する自身の経験を元に、認知症を早期発見するためのポイントや、介護をする家族がするべき対応などについて話した。
その後は、鴨居自動車学校(緑区)の技能検定員が、高速道路を逆走する自動車の映像を上映しながら危険性を解説。参加者は運転免許更新時に行う認知機能検査などを体験した。
桑原会長は「知識を広げることで対応策を増やし、無理のない行動を心掛けてほしい」と話した。
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