池辺町にある杉山神社で9月23日、例大祭が行われた。都筑区池辺町連合自治会(増尾明会長)の主催。
祭りの見どころは、神輿の露払いとして戦前から続いているという伝統行事「花籠の舞」。池辺町神輿保存会のメンバーらが竹や和紙などで手作りした約15kgの花籠を、町内会メンバーや中学校教諭、生徒などの持ち手がダイナミックに回す。
朝から強風が吹き荒れた当日。神社神主によるおはらいが終ると、境内は突然の雨に見舞われた。高さがあり風を受けやすく、雨で重さが心配された花籠の舞だったが、参加者の「よお〜、負けるな」の掛け声に応えるように花籠は鮮やかに宙を舞った。
その後、天気が回復すると、地元小学生による「金棒」に先導されながら花籠と神輿が町内を練り歩いた。増尾会長は「伝統のある一大イベントを通してまちの一体感を守っていきたい」と話した。
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