ノールックでアシストを出すアキ・チェンバース選手（中央）＝10月23日撮影
スポーツの秋、区内を拠点に活動する男子プロバスケットボール「Ｂ１リーグ」中地区所属の横浜ビー・コルセアーズの「アキ」こと、アキ・チェンバース選手（29）が波に乗っている。
10月23日、ホームアリーナの横浜国際プール（北山田）で行われた新潟アルビレックスＢＢ（中地区）との第５節。３勝３敗で迎え、勝てば貯金生活となる横浜ビーコルは、第１クオーター（Ｑ）を14―22で折り返す、劣勢に立たされた。ジェイソン・ウォッシュバーン選手やレジナルド・ベクトン選手の得点が重なり、追い上げムードに。そして、第３Ｑ終了直前にアキ選手が放った３ポイントシュートが見事に決まる「ブザービーター」で51―48と逆転に成功。第４Ｑも死闘を繰り広げ、71―71で5分のオーバータイム（ＯＴ）へ。両チームゆずらず、78―78で二度目のＯＴ。ここで勝ち越し、91―85の6点差で新潟を退けた。アキ選手は要所要所でシュートを決め14得点、７アシスト、さらに、相手選手からボールを奪う「スティール」が４回と攻守の要として躍動した。この日はセンター北駅すぐの大健商事（株）と小料理薫がタッグを組んだ飲食ブースを会場内で初出店し、ブースターの胃を満たした。
10月26日、27日は名古屋ダイヤモンドドルフィンズとアウェーで２連戦。６勝２敗と西地区強豪の名古屋は26日、その力をいかんなく発揮し、第１Ｑから点差をつけ、結果11点差でビーコルを退けた。ビーコルは27日、アキ選手が14得点６リバウンド、レジナルド選手が15得点11リバウンドと共に躍動するが、接戦を制すことができず74―77のスコアで、２戦続けて名古屋に敗退した。
横浜ビーコルは11月2日（土）、3日（日）滋賀レイクスターズ（西地区）と第７節２試合を横浜国際プールで開催予定。10月28日付で４勝５敗と中地区２位に付けている。同地区１位は８勝２敗の川崎ブレイブサンダース。区民まつりを楽しんだ後は北山田で応援に。今週末のビーコルはいかに。
新潟戦で盛り上がるブースター
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新潟戦で出店した大健商事（株）の皆川社長（左）ら
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