都筑区役所が区制25周年を記念し開催した「つづきみどりと花の名所25選」。区民らから四季折々の自然豊かなスポットを募り、区民まつりや区民ホールで投票を実施。のべ62件の中から上位25カ所が名所として選出された。
港北区と緑区の再編成により1994年に誕生した都筑区は、「緑の自然環境を最大限に保存するまちづくり」などを基本方針に、開発が行われてきた。区内各所を通る総延長約15キロメートルの緑道は取り組みの一環で、木々が生い茂り、ウォーキングコースとしても親しまれている。
豊かな自然に恵まれた環境を区民に周知しようと、都筑区役所は今年の1月から9月にかけて、インターネットと区役所窓口で候補地の募集を開始。区内にあり誰でも楽しめる場所を対象に、公園や緑道など、のべ62件が集まった。
投票を行うため、寄せられたスポットの写真を先月25日から5日間は区役所内の区民ホール、3日には区民まつりに展示すると、来場者から2166の投票があり、上位25カ所が決定した。
区内の名所25選には、桜やチューリップの名所として春には多くの花見客でにぎわう「江川せせらぎ緑道」など、緑道のほかにも、近隣住民が竹で手作りした花壇が並ぶ、「仲町台二丁目北原地下道の手作り花壇とフラワーロード」や、「川和町駅近くの菜の花と桜」など、四季折々の花が楽しめるスポットが多く選ばれた。
有馬川の美里橋周辺で美化活動を行う美里橋サークル(近藤紀一会長)は、手入れをしている「美里橋花かおる街かど花だん」と「準工地域フラワーロード」の2カ所が選ばれた。近藤会長は「花壇の花は近隣に住む小学生と一緒に植えたものもある。通りがかる人が『きれい』と声をかけて下さるのを励みに、これからも町内を花でいっぱいにできるよう活動していきたい」と話した。その他の25選は区のHPで確認できる。
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