池辺町にある大日本プロレス(登坂栄児代表)は今月20日、同地に道場を開いて25年を迎える。18日に横浜文化体育館(中区)で行われるメモリアル大会を皮切りに、全国各地で感謝を込めた記念マッチを行う。
プロレスのルールをより過激にし、流血することもあるデスマッチが代名詞と言われながらも、市内各地で行っている商店街プロレスの開催で、競技ファンのみならず地域でも人気を集めている大日本プロレス。
4人でスタート
25年前、「家賃が安くて、工場地帯だから練習の騒音も気にならない」と元団体から独立する地に選んだ池辺町で、代表、選手、練習生、スタッフがひとりずつの計4人でスタート。当時スタッフだった登坂さんが19年前に代表を引き継ぐと、Tシャツやタオルだけでなくゆで卵や昆布など風変わりなグッズを展開。また新しい取り組みとして、選手がリングの外でグッズを売り歩いたり、市内各地の商店街でプロレスを行うなど、観客と近い距離間を大切にしてきた。所属選手が41人となった今では、20代後半〜30代の女性ファンも増えてきているという。登坂代表は「ここまで支えてくれた、観客の方々にお礼を伝えたい」と、25周年を記念して全国各地で試合を行う予定だ。
皮切りは18日
横浜文化体育館で12月18日に行われる「SUPER STAR WARRIORS」。体重165kgのアブドーラ・小林選手が木高イサミ選手に挑むBJW認定デスマッチヘビー級選手権をメインに9試合が行われる。中川中出身レスラー青木優也選手のBJW認定ジュニアヘビー級選手権も決定。2度目の防衛戦に挑む。今年9月にベテランレスラーから念願のタイトルを奪うと、11月の防衛にも成功した青木選手。今回は大日本に所属する橋本和樹選手との一戦。これまでの試合では勝ったことのない橋本選手を相手に「相手は正面から堂々と攻撃してくるタイプ。個人的にはこれまでの雪辱が晴らせるよう、真向勝負を挑みたい」と話した。
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