神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2020年2月13日 エリアトップへ

映画化された『スマホを落としただけなのに』シリーズの原作者 志駕(しが) 晃(あきら)さん 横浜市在住 57歳

公開:2020年2月13日

  • LINE
  • hatena

ライバルはスマホ

 ○…3年前に発表したデビュー作『スマホを落としただけなのに』がいきなり映画化、シリーズ累計91万部と異例のヒット。2月21日には早くも続編が公開される。物語のスピード感が作品の持ち味だが、自身のこととなると、実感が湧かない様子。一方で「見終わった後に誰かに話したくなるような映画に仕上がっていた」と原作者としての喜びをかみしめる。

 ○…誰もがあり得るスマホを落としたら、という身近なテーマの着想は自身の経験から。「実は今でも酔っぱらって年2回はスマホを落としています」と苦笑い。20年来暮らす横浜は「歴史もあり絵になる街。小説の舞台にぴったり」。休日には横浜の本屋巡りを楽しみ、自分の本が置いてある売場をツイッターで密かに発信しているとか。

 ○…綾瀬市で育ち、少年時代の夢は漫画家か小説家。厚木高校の美術部でアニメ製作を手掛け、明治大学では漫画研究会に所属。サラリーマン経験を作品作りに生かせればと卒業後、ニッポン放送に入社した。すると大好きな物作りの才能が開花し『オールナイトニッポン』等の人気番組を手掛ける名物ディレクターに。時間に余裕ができた48歳から小説を書き始め、開発局長時代に作家デビュー。今も子会社に勤務しながら早朝2時間を執筆にあてる「二足のわらじ」生活を続ける。

 ○…「小説もラジオもイノベーションが必要。スマホのように面白いコンテンツを作り続けないと」。SNSのなりすまし、仮想通貨流出、東京五輪のサイバーテロなど小説の題材では珍しい時事問題をあえて扱うのもその一つ。「普段本を読まない若い人にも面白いと思って読んでもらえたら。ライバルはスマホ」ときっぱり。業界の常識を打ち破り、新たな発想で物作りに挑んでいく。

都筑区版の人物風土記最新6

百崎 佑さん

4月27日のYOKOHAMA COFFEE MARCHEを主催する

百崎 佑さん

中川在住 25歳

4月25日

鹽野 佐和子さん

4月21日に能登応援イベントを行うTHE RABBITS’ BASE代表の

鹽野 佐和子さん

都筑区在勤 60歳

4月18日

岡本 景虎さん

レスリングアジア選手権に日本代表として出場する

岡本 景虎さん

池辺町在勤 23歳

4月11日

下山 幸男さん

都筑警察署第19代署長に就任した

下山 幸男さん

都筑区在勤 57歳

4月4日

山崎 佳之さん

えだきん商店会の桜のライトアップを手掛けた

山崎 佳之さん

荏田東在住 45歳

3月28日

岩佐 眞美さん

第2回「横浜中欧フェス」の実行委員長を務める

岩佐 眞美さん

都筑区在勤 60歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook