都筑区の2020年度の自主企画事業費予算案概要がこのほど明らかになった。予算総額は1億102万6千円(前年比26万4千円減)。都筑区の特性を踏まえ、子育て支援事業や防災関係、健康など区は5施策26事業を進める方針を示した。
中野創都筑区長着任後、2回目となる予算編成。造園職として市職員のスタートを切り、公園設計調整などの道を歩んできた中野区長の特色も垣間見える。
都筑区では「つながり」「活力と魅力」「安心」を実感できるまちの実現を目指し、【1】つながりと協働を育むまち【2】いきいきと健やかに暮らせるまち【3】活力とにぎわい、魅力あふれるまち【4】安全・安心なまち【5】花と緑にあふれ、豊かな環境を育むまち―の5施策を柱に自主企画事業費予算を編成した。全26事業のうち、9の重点事業を中心に都筑区民が「ずっと住み続けたい」と愛着をもてるように、地域・団体・企業とともに、ふるさとづくりに取り組む。
新規事業として『地域支援の種(たね)事業』に101万8千円を計上した。区内15連合の夏祭りや防災訓練などイベント情報をまとめた「地区カレンダー」を発行し、地域活性化に役立てる方針だ。また、前年に引き続き来庁者が利用しやすい窓口サービス等を提供するための区役所改善推進事業(1168万3千円)や防犯活動等を支援する安全・安心なまちづくり事業(978万2千円)、防災・減災への取り組みとして危機管理対策推進事業(941万円)に多くの予算を充てた。さらに、年少人口割合が18区で最も高く、平均年齢が最も若い都筑の特色を考慮した子育て支援事業(922万9千円)などを進める。
市から18区に割り当てられる自主企画事業予算は各区が独自に使用でき、予算案は市会定例会で審議され、今月中に議決される見通し。
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