美里橋周辺の美化活動を行う美里橋サークルは、「第27回横浜環境活動賞」の実践賞を受賞した。同賞は、横浜市が地域で様々な環境活動を積極的に行う団体などを表彰する制度。これまでの活動や審査でのプレゼンテーションが評価され受賞に至った。
「ここは昔は家電の不法投棄やたばこのポイ捨てがひどい場所だった」と話すのは同サークルの近藤記一会長。20年前から活動を始め「綺麗なまちには犯罪がない」との会長の呼びかけの下、当初は、数名だったメンバーも今では38人近くに。季節折々の花植え作業や草取りなど地域住民を巻き込んで活動を行う。
同サークルが管理を行う2つの歩道、約650mには現在チューリップ8000本と菜の花1400本などが植えられており、バス停周辺の花壇は「つづきみどりと花の名所25選」にも入選した。「美しい風景になり心が変わったようだ」と話すのは門奈武副会長。近隣小学校の児童らと花植え作業なども行っており、”まちを綺麗に”の輪は広がりを見せる。
ここに植えられている球根類は、農家から仕入れた野菜をメンバーらで販売し、売り上げから捻出したもの。「地域の皆さんや協力してくれる土木の人に感謝している、ぜひ、見に来てほしい」と笑顔の近藤代表。
|
<PR>
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|