都筑区で育った25歳以下の若者がそれぞれ、憧れている職業人などを取材し、その模様を動画配信するプロジェクト「Tsuzuki Teens Hack」が1月から始動。区長や小学校教諭など7人の仕事をまとめた動画がこのほど完成し、ウェブサイトで公開されている。
同プロジェクトは認定NPO法人ミニシティ・プラスと都筑区役所による共同企画。「区と若者で一緒に地域活動ができないか」と都筑区が同NPOに相談したことから始まった。メンバーとして集まったのは、都筑区育ちの高校生から25歳の7人。取材や動画編集を学ぶ講義を受講し、取材先を決め、作業を進めていった。
「なぜその職業を選んだのか」「学生時代のエピソード」「都筑の街の魅力は」など若者ならではの視点で取材。取材を受けた平本養鶏場の平本昭文さんは、動画の中で「自分の特性をどう生かし、どう伸ばすのか考えることが大切」と若者へメッセージを送った。
学生時代に同NPOの活動に参加していたつながりから今回の企画・講師を務めた百崎佑さん(20)。自身が職業選択するときに、仕事をする人の話から学ぶことが多くあった経験から「人」にフォーカスし話を聞く企画を思いついたと話す。また、「若者に発信するなら文章よりも動画の方が親しみやすいのでは」と動画で配信することを提案した。自身もメンバーとして参加。「地域の人と話をすることでつながりができた気がした。これからどんどん広げて活動していきたい」と話した。区の担当職員は、「活動に参加した人はもちろん、動画を見た若者がまちの魅力を感じ、目を向けるきっかけになれば」と、同NPOの事務局長を務める岩室晶子さんは、「プロジェクトを通じ、いろんな仕事や生き方があることを知ってもらえれば」と話した。
ウェブサイトは、https://tsuzuki-teenshack.localinfo.jp/と検索。
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